君の愛しい玩具
第15章 【最終章】完成は〇〇年後?!
タイムリミットは
着々と進む――――――――――――…
メデル君は、高天学園の大学に進むことを前々から言っていた
メデル君の学力であれば大学側もウェルカムだろう
一足先に桐山先輩が入学している大学だ…そのままプラネタリウムプロジェクトにも関われる
だが僕は……答えを出さずにいた
メデル君も…なんとか僕を同じ大学にとおもっているが
流石に高校入試の様に…無茶や我が儘を通せなくなっていた
気が重い――――…僕の将来なのに
目の前が真っ暗で不安しかない
両親は…高校を卒業したら僕が帰ってくると思っているに違いない…