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君の愛しい玩具

第17章 【番外編】僕の愛しいご主人様①


轟さんの背中を見送り…僕は、メデル君の部屋に向かった



コンコンと、メデル君の部屋の扉を軽くノックをすると中から「はい」と、返事が返ってくる



「失礼します」


扉を開けると、ソファに座りながら本を読んでいるメデル君が視界に入る



「ん、明日の予定か?」



僕の“失礼します”と言う言葉遣いに仕事モードだと判断したメデル君の口調は少しトゲトゲしている



僕も轟さんも言葉遣いに慣れずにいるのに…流石メデル君慣れている



「はい、明日は――――――――…」














明日の予定を黙って聞いているメデル君は、「以上です」と、言う僕の最後の言葉を聞きパタンと本を閉じた



「で、本日の業務はおしまいか?イトシ?」




本を閉じたメデル君が僕の顔を“ん?”と、覗く




「///あっ、う…うん。今日は、これで終わり…です」



「“です”って、まだ仕事中なのか?」



僕は、ハッとしつつもメデル君の顔を見る



「も、もう!終わり、業務終了!」



慌てて業務終了を告げるとメデル君は、フッと笑ってソファの空いているスペースをポンポンと軽く叩き“座って”をアピールされる






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