君の愛しい玩具
第17章 【番外編】僕の愛しいご主人様①
僕は、手にしていた手帳をメデル君のデスクの上に置くと…ポンポンされたソファへちょこんと座った
「お疲れ様、イトシ」
「///お、お疲れ様」
メデル君は、隣に座る僕をギュ~~~っと、抱き締めると首筋に顔を寄せた
「///ど、どうしたの?!メデル君?」
いきなり抱きついてきたメデル君に照れながら甘えん坊全開の姿に僕は赤面してしまう!
「はぁ~、やっぱり……慣れない…」
え?慣れない?
メデル君は、見事に僕の上司と言うかご主人様をこなしていると思うのだけれど?
「///メデル君は、立派に僕のご主人様してるよ?
しかも、仕事も大学の勉強もちゃんとしてるし……僕の方こそ…ごめんね?ちゃんとサポート出来なくて」
「バカ……イトシはちゃんと秘書してるし、お前が思ってるよりもしっかりサポートしてるって――――…まだ、たどたどしいけど」
「///あ…ありがとう」
まだ、首筋に顔を埋めるメデル君が僕のワイシャツの襟を鼻でツンツンする
「///じゃぁ…何が……慣れないの?」
「これ、この姿――――…ヤバイ」
ん?と、僕の姿を確認する……
「―――スーツ…姿?」
「そ、スーツ姿……エロい」