
君の愛しい玩具
第18章 【番外編②】僕の愛しいご主人様②
出かける準備をして――――…
メデル君の運転で僕たちは…長いドライブをした
どんどん景色が変り……のどかな風景が広がっていく
「…メデル君…ここ、隣の県だよね?ここに何か用でもあるの?」
「あぁ――――…俺達の子供を迎えに行く」
「はぁ?子供…?…?」
すると、田舎の素朴な一軒屋にメデル君は車を停めた
「じいさんの遠い親戚の家だ…ここ」
メデル君のお爺さんの…親戚?
財御侍家の――――…遠縁と言ったところだろうか
メデル君は、車を降りると…
その家のチャイムを押す
僕も、メデル君の後に続き車を降りる
すると、玄関の扉か空き年配の女性が出てきた
メデル君と僕はその女性に頭を下げると促されるまま家の中に入った
