テキストサイズ

君の愛しい玩具

第18章 【番外編②】僕の愛しいご主人様②


3年後――――…


「こら!愛加まて~~~~~!!」



「パパ~~!お父様が――――!!」



3歳になった愛加がパジャマ姿のまま僕に走りより足にしがみついた



「お父様が~…お髭でジョリジョリする~!!」




愛加は僕のことは“パパ”と呼び


メデル君の事を“お父様”と呼ぶ――――…




愛加を引き取ってからは、バタバタと結婚と養子縁組の作業に終われた


僕たちは、メデル君のおじ様とおば様を跡継ぎの件も含め説得した


長期戦も覚悟していたが――――…


僕の両親が間に入ってくれ呆気なく受け入れてくれた



その後、僕とメデル君は海外で同性婚姻が認められている場所にて婚姻届をだし


夫婦として認められた


メデル君は結婚式をしたいと言ったが――――…恥ずかしかったので却下した




だって……僕にウェディングドレスを着て欲しいなんて言うんだよ?!



信じらんない!!!




めでたく愛加も僕たちの籍に入り


僕たちは、正真正銘の家族になった







ストーリーメニュー

TOPTOPへ