君の愛しい玩具
第19章 【番外編③】僕の愛しいご主人様③
「――――なぁ…イトシの着物姿…見たい」
「////ぇ…え?そんなこと言ったって――――…着物なんか…」
着物なんか持ってない!と、言おうとしたら…
メデル君が後ろ手に隠し持っていた物が…僕の肩にふわりとかけられた
「///なっ、何――――…って、///き…着物?!なんで!?なんで…あるの?」
「愛加の作ったときに…イトシのもお揃いで作ってもらった!
綺麗な赤い反物だったから――――…つい」
僕は、肩にかけられた着物を見て愕然とする…
愛加が着た七五三さん着物と同じ物が僕のサイズで作られていた事に驚いた…
「///え――――…ええ?メデル君?!何かコソコソやってるなぁ~っては、思っていたけど……何を考えてるんだよ」