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「――――あの時のイトシは可愛くて…素直で傷つきやすくて…使用人達に言われたことに心を痛めてたな…無視すればいいのに――――」




唇が離れると――――メデル君は僕の小さかった頃を振り替える



「////だって――――…僕は、メデル君の“奴隷”だって言うんだよ？


幼心に傷つくよ…」



まだ、完全に離れてはいない唇と唇が――――…名残惜しそうに近距離で止まる




チュッ――――…ﾁｭｸ…



また――――重なる唇




「そう言えば…“奴隷”じゃなくて“玩具”みたいに僕を側に置いてって――――――…言ったのはイトシからだったな」




「///えっ、あ～～～～～…」



メデル君は、赤面する僕の顔を見てクスクス笑う



「///もしかして……“好きだよ”って…僕からメデル君にキスをした？」




僕は、恥ずかしかったが記憶が曖昧で…自信がなかった





「――――そ、イトシから告白されて…俺も好きだって！気がついたんだ…

あの時は、本当にビックリしたし、嬉しかった――――…で、そうなると――――…男は加速するよな？」




ゆ…夢が正しかった！？



僕から…告白したんだ……