
君の愛しい玩具
第4章 獅子の崖
長瀬君は、僕を支える様に肩に手をまわしてくれた…
「医務室行くか?」
長瀬君は、僕を軽々引き寄せると!
「先生!花田が、気分悪そうなんで…医務室に連れて行きます!!」
と、宣言した!!
「///あっ、だ…大丈夫だから!!」
「念のためだから、な?」
長瀬君は、僕を支えながら医務室を目指す…
初っぱなから…医務室にお世話になるなんて…変に目立ちたくないのに…
って、メデル君と登校した時点で…すでに目立っていたか――――…
はぁ…
胃薬でももらって…早く教室に戻らないと…
