
君の愛しい玩具
第4章 獅子の崖
僕は、長瀬君に言われた通りにジャケットを脱いで…
ワイシャツを脱ごうと…ボタンに手をかけた…脱ぎ始めた…
「花田?!こ――…れ…」
カーテンの中に長瀬君がタオルを持って入って来た…
「あ、ありがとう―――…ん―――…?」
タオルを貰おうかと…手をのばすが…長瀬君は、僕にタオルを渡さない―…
「…長瀬君…どうしたの?」
ボタンを外しながら…長瀬君を見る…
すると…長瀬君は、タオルを手に―…僕に近づき…
首もとを……拭いてくれた―――…
「///あ、長瀬君?子供じゃないんだか…拭いてくれなて…大丈夫だよ?」
