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君の愛しい玩具

第4章 獅子の崖


「――――…」



返事は無く―…僕は、少しだけ取り残された気持ちになった…


「―…メデル君の…バカ――――…」


僕は、聞こえない様に…小さく呟いた―――…



と、メデル君が振り向き―――…僕を、睨む様に見下ろす!!?



///え?!…ヤバい…“バカ”って…呟いたの…聞こえた??


「―――…ふざけんなよ…」



ボソっと…僕に向けられた…


メデル君の…低い声―――――…



僕は、ビクン!!と、身を固くさせた…



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