君の愛しい玩具
第5章 黒騎士と白騎士
「メデル様も…心配されてましたよ?」
///…本当に?
そう、言いかけたが……
疑いたくなくて…黙って俯いた…
「新しい薬です…飲んでください…
後、少しでもいいのでお粥…食べてくださいね?」
僕は、頭を下げて…部屋を出ていく轟さんを見送った…
お腹は空いていない…
おかしいな…
昼も夜も食べて無いのに…お腹は減らない…
胃痛が原因だと思うが…
メデル君の、精子を飲んだから?減らないのか…
「――そんな…バカな…」
僕は、また――――…ベッドに潜った…
ふかふかなベッド…
それだけで…癒される…