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第11章 I4U

秀太side





荒れていた状態もだいぶ落ち着き,みんなが寝る準備をはじめる中





千晃だけはその場から動かなかった






秀「千晃…??」



千晃の顔には,まだ不安の色が見える



千「秀ちゃん…今日…ほんとにこのまま…寝るの??」


秀「そうだけど…」


千「そ…うなんだ…」





千晃は太ももをすりすりと摩っている



その光景を見て,ある疑問が生まれる




まさか…




さすがに,そこまではしないだろう





でも…あいつらならやりかねない





恐る恐る,千晃にあることを聞くことにした







秀「千晃…まさか…中に…??」


千「お…お腹の中に…何かが残ってるかんじがするの…それが怖くて…」







間違いない



あいつらは中に出した







秀「直也くん。千晃お風呂入りたいっていうから着替え持ってきてあげて」


浦「あ,まじか。わかった〜」


千「秀ちゃん…?」


秀「ちょっとここで待ってて。」









部屋を飛び出し,宇野先生の元へ走る




ノックもせずに勢いよくドアを開けた





宇「秀…太くん…?…ノックもしないで…どつしたの?」


秀「千晃…レイプされたときに中に出されたらしいんです。まだお風呂入ってないらしくて…今も残ってるって…」


宇「わかった,今行く」




小さな箱を持ち,千晃の部屋へ走る






浦「宇野先生…?どうしました?」


秀「ちょっと色々あって。」


宇「千晃ちゃん,最後に生理来たのっていつ??」


千「結構前です…もうすぐ来ると思う…」


宇「それなら大丈夫だと思うけど…ピル持ってるから一応飲んで。」


浦「え…ピルって…まさか…」


宇「あとはお風呂で流せば大丈夫。」


千「ありがとうございます…」


宇「ここにいるみんなも。簡単に中に出したりしちゃだめだからね。女の子のことを思っての行動しなさいよ」


浦西與秀日「はい…」



宇「それから…その薬飲むと副作用が出ることあるから,体調悪かったらみんなで支えてあげてね。…それじゃあ,私はこれで」




そう言って宇野先生は出ていった

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