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第11章 I4U

千晃side





海には入れないかな…と少し残念に思っていると



誰かに部屋のドアがノックされた



それと同時に,陽気に宇野先生が入ってくる






宇「おっはよ〜!」


浦「テンション高いですね…(笑)」



宇「まあね〜!!…ってそんなことより…」





宇野先生は私を見ると,いきなり上着のチャックを下まで下ろした




男子もみんないるのに,これじゃ下着と同じ状態






千「な、、何するんですか!!」

宇「ほらやっぱり,跡残ってる。」

西「宇野先生…(笑)」





宇野先生は持っているポーチから色々なものを出す




宇「ちょっとくすぐったいけど我慢してね〜」




そう言うと宇野先生は筆にファンデーションのようなものをとり,胸元についた跡をなぞる




千「んっ…ぁ…//」




くすぐったくて,変な声が出てしまった


宇「千晃ちゃん敏感なんだね〜!」

日「あの〜…俺らもいるんですが…」

宇「千晃ちゃんって身長の割に胸大きいし,スタイルいいよね!」





先生はどんどん筆を進め,足首や首筋に筆を這わせていく



千「んん…せんせっ……くすぐったい…」

浦「先生…ちょっとこれは…(笑)」

宇「どうせ海で見るんだから慣らしておきなさい!!」




今度は何やらクリームを手に取り,跡が付いたところに塗っていく



その手つきもなんだかいやらしい





千「せんせ…っ…」


西「やばい,見てらんない…(笑)」


宇「はい,できた!」






さっきまで見えていた跡は,遠目からではほとんどわからなくなっていた





宇「近くでみると分かっちゃうけど…あんまり目立たないだろうから!」


千「ありがとうございます…」


宇「防水じゃないから,海はいるとすぐ取れちゃうと思うけど…まあそこはみんながなんとかしてくれるはずだから!じゃ!」


秀「…こっちの気持ちも知らないで…」


浦「ほんとだよ。(笑)」




チャックを上げてないのを忘れ,みんなの方を向く





千「これで少しは海楽しめるね!」


全「……///」


真「あの〜,ちあきさん…」


秀「チャック…閉めてください…」



気づいた時にはもう遅い



胸元が丸見えだった




千「もう…馬鹿!!!!!!」

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