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第11章 I4U

千晃side






千「…秀ちゃ…///」

秀「何照れてんの(笑)」






秀ちゃんのたくましい筋肉を水滴が伝う

かっこいいなぁ…なんて思いながら,秀ちゃんと手を繋いで歩いた







西「お!千晃!水着じゃん!」

浦「え!かわいい!」

真「千晃はほんまにべっぴんさんやな〜」

千「全然そんなことないですから。(笑)」





そんな会話をしていると,勢いよく水が飛んできた



だっちゃんがにっしーめがけて飛ばした水が,私にまでかかったのだった




千「ちょっとだっちゃん!二次被害!(笑)」

日「ごめんごめん(笑)(笑)」

千「ほら!お返しだ!!!」





両手いっぱいに水をすくい,勢いよく飛ばした



…のはいいものの,コントロールが悪く



すくった水は秀ちゃんめがけて一直線





秀「千晃…おまえ…」

千「ご,ごめん!!(笑)そんなつもりは…(笑)」




隣では直也くんが大爆笑



浦「千晃ヘタクソか(笑)(笑)(笑)」

千「ちょ,笑いすぎ!!(笑)」






直也くんにも水をかけてやろうと,少ししゃがんだそのとき




ザバーッ



大きな波が私の体を包んだ




浦「千晃(笑)いちいち面白いんだけど(笑)(笑)」

日「大丈夫かよほんと(笑)」

千「うん(笑)ヘーキヘーキ(笑)」






そう言って立ち上がり,体についた砂を払ったとき



さっきまで隠れていたはずの跡が見えはじめていた




千「っ…!!!!!」

秀「千晃?どうし……って…お前……」

千「こんなに簡単に…取れちゃうなんて…」






次の瞬間



海の中なのに,温かい物に包まれた

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