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秀太side





秀「千晃…そろそろ行かないと…」

千「うん…話聞いてくれてありがとう…すっきりした」

秀「なんだよいまさら（笑）」






千晃を支えながら岩を降り少し歩くと,もうすでに荷物をまとめ始めているみんながいる





真「お！秀太たち帰ってきたで！」

日「夜はバイキングだってよ！！早い者勝ちらしいから早く行こうぜ！！！」




にっしーとだっちゃんが宿に向かって走り出す





秀「千晃走れそう？」

千「う,うん,大丈夫！（笑）」




無理してるのが顔に出てる




千「え！わ！ちょ…秀ちゃん！重いよ！」





千晃をお姫様抱っこで持ち上げ,みんなの元に走った


千晃は小さいからか信じられないくらい軽い


動きやすそうな体だな〜と少し憧れる




秀「千晃,ちゃんとご飯食べろよ（笑）」

千「え！食べてるよ〜（笑）」

秀「ほんとかよ。（笑）」






そんなくだらない会話をしていると,あっという間にバイキング場に付く





先生「いただきますした班からバイキング取りに行ってね〜！！」



浦「だってよ！早く座ろ！！」




直也くんの呼びかけでみんなが座る



浦「せ〜の！」

全「いっただっきま〜す！！！！」

千「わたしちょっとトイレ行ってくるね！」

秀「1人で大丈夫か？」

千「うん！平気！」

秀「じゃあ俺最初に荷物番してるからみんな行ってきていいよ〜」

浦「よし！行くぞ！」






このとき,千晃に付き添っていけば

あんな目に会わずに済んだのかもしれない






そんなことも知らずに,呑気に千晃やみんなを待っていた