
虹
第11章 I4U
千晃side
トイレに向かって歩いている途中
すれ違った男に強く腹を殴られた
千「いっ…たぁ…!!!」
あまりの痛さにその場に倒れ込む私
すると男子トイレから,たくさんの男が出てきた
その手には虎のタトゥーがしっかりと入っている
?「お前にチャンスをやる」
千「っ…なに………」
?「お前が耐え抜けば,俺らはあいつらに手を出さない」
千「……」
?「これから4日間,俺らはお前を殴り続ける。外から見えない部分をだ。」
千「わ……たしが…耐えれば…い…の?」
?「ああ。…どうだ,乗るか?」
千「そうすれば…みんなから手を引くんだよね…?」
?「…お前が耐えればな」
千「わかった…やる…」
男たちはにやっと妖しく笑うと去っていった
なんとかトイレまで行こうとしても,あまりの痛さにその場から動けない
すると,女子トイレから瑞穂と響生が出てきた
瑞「え…ちょ!千晃ちゃん!?大丈夫!?」
千「う…ん…」
響「トイレにイスあるから一旦そこ座ろ!!」
響生たちに支えられながらなんとかイスにたどり着く
響「さっきあいつらがいるなって思ったからトイレの中でいなくなるの待ってたんだけど…」
瑞「まさか殴られてたの千晃ちゃんだったなんて…ごめん…もっと早く気づけば…」
千「ちがうよ…瑞穂たちのせいじゃ…」
響「でも大丈夫?歩ける?みんなに知らせたほうが…」
千「みんなには…言わないで…??」
私は瑞穂と響生に事情を説明した
響「ちょっとまって…それ…本気なの!?」
瑞「いくらなんでも無理だって!」
響「あの5人ならこっちのグルなんて簡単に倒せるんだよ!?それなのに…」
千「たった4日…耐えれば…みんなを守れる…」
瑞「…命をかけてでも,守りたいもの…ができたってことだよね」
その言葉に強く頷いた
響「…わかった。あいつらが殴りに来るのは絶対千晃が1人のとき。着替えかトイレのときだから。そのときは私たちができるだけ近くにいる」
千「でも…」
瑞「殴られたあと1人で戻るなんて絶対できないでしょ?だから,支えるのならいつでも」
瑞穂たちの言葉に嬉し涙がこみ上げそうだった
トイレに向かって歩いている途中
すれ違った男に強く腹を殴られた
千「いっ…たぁ…!!!」
あまりの痛さにその場に倒れ込む私
すると男子トイレから,たくさんの男が出てきた
その手には虎のタトゥーがしっかりと入っている
?「お前にチャンスをやる」
千「っ…なに………」
?「お前が耐え抜けば,俺らはあいつらに手を出さない」
千「……」
?「これから4日間,俺らはお前を殴り続ける。外から見えない部分をだ。」
千「わ……たしが…耐えれば…い…の?」
?「ああ。…どうだ,乗るか?」
千「そうすれば…みんなから手を引くんだよね…?」
?「…お前が耐えればな」
千「わかった…やる…」
男たちはにやっと妖しく笑うと去っていった
なんとかトイレまで行こうとしても,あまりの痛さにその場から動けない
すると,女子トイレから瑞穂と響生が出てきた
瑞「え…ちょ!千晃ちゃん!?大丈夫!?」
千「う…ん…」
響「トイレにイスあるから一旦そこ座ろ!!」
響生たちに支えられながらなんとかイスにたどり着く
響「さっきあいつらがいるなって思ったからトイレの中でいなくなるの待ってたんだけど…」
瑞「まさか殴られてたの千晃ちゃんだったなんて…ごめん…もっと早く気づけば…」
千「ちがうよ…瑞穂たちのせいじゃ…」
響「でも大丈夫?歩ける?みんなに知らせたほうが…」
千「みんなには…言わないで…??」
私は瑞穂と響生に事情を説明した
響「ちょっとまって…それ…本気なの!?」
瑞「いくらなんでも無理だって!」
響「あの5人ならこっちのグルなんて簡単に倒せるんだよ!?それなのに…」
千「たった4日…耐えれば…みんなを守れる…」
瑞「…命をかけてでも,守りたいもの…ができたってことだよね」
その言葉に強く頷いた
響「…わかった。あいつらが殴りに来るのは絶対千晃が1人のとき。着替えかトイレのときだから。そのときは私たちができるだけ近くにいる」
千「でも…」
瑞「殴られたあと1人で戻るなんて絶対できないでしょ?だから,支えるのならいつでも」
瑞穂たちの言葉に嬉し涙がこみ上げそうだった
