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第11章 I4U

秀太side





千晃も含めたみんなで,休日に出かけるのはひさしぶり



千「やばい!テンションあがってきた!」



そしてこの怪我人のテンションはどうにかならないのだろうか




バシッ




手に持ってた財布で軽く頭を叩いてやる




千「いった!!!なにすんの!!」

秀「うるさい。怪我すんぞ」

千「怪我なんてしません!!」






そう言いながら前を向く

案の定千晃は言ったそばから石につまづき,危うく転びそうになった



倒れる寸前のところで片手で千晃を引っ張り,もう片方の手で後ろからしっかりホールドする


咄嗟に出した手を傷のあるお腹に回さなかった俺は相当すごいと自分でも思う





千「わっ…ちょ…秀ちゃん…//」

秀「危ねえっつってんだろ」





ちょっと機嫌悪いです感を出して囁いてみる





千「ご…ごめん…秀ちゃん…機嫌直して?」

秀「…ふはっ(笑)」

千「え,ちょ…どうしたの?」

秀「別に機嫌悪くないし,気をつけろよ」




軽く頭を撫で,もう何度目かの手を差し出す



ちょっと頬を赤くした千晃がゆっくり手を置いたところで,少し先を歩くみんなの元へ






西「あれ,千晃なんか顔赤くね?」

千「あ…暑くて!(笑)」

日「熱中症?水飲む?」

千「ううん!平気!(笑)」






今日は千晃でたくさん遊んでやろ。(笑)






秀「な〜に照れてんの((ボソッ」

千「な…!照れ…照れるわけ…///」

秀「かわいっ((ボソッ」

千「今日の秀ちゃんいじわる…((ボソッ」




めっちゃ顔赤くしてます,この子

かわいすぎてかわいすぎてかわいすぎます!!

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