
虹
第11章 I4U
秀太side
少し遅いと思い,様子を見に行ったとき
西「俺と付き合ってくれませんか?」
千「はい!」
打ちひしがれたような感覚
こんな簡単に失恋するんだなって
外に出て一言おめでとうを告げる
ここで自分の気持ちを明かしたところで意味ないから
堪えて…堪えて…
押さえるのに必死で,千晃のことを見れなかった
千晃が部屋に戻ってくる
千「秀ちゃん?明日何かあるの…?」
秀「何もないけど」
千「じゃあ…何で…」
秀「西島のことが好きなら,千晃はここにいちゃだめじゃん」
千「でもっ…それはっ…!」
秀「付き合ってるなら尚更。彼氏がいるのにほかの男の家に泊まるなんて論外だから」
今まで通りに接することができない
本当は,まだまだここにいてほしい
でも,千晃はもうここに居てはいけない
俺の気持ちが抑えられなくなる前に
千晃と西島を傷つけてしまう前に
千晃の制服を丁寧にたたみ
俺の部屋にあった少し大きめの鞄に,千晃の着替えなどを詰め込んだ
秀「鞄は後で返せばいいから。ちゃんと西島に送ってもらえよ」
千「…」
千晃は黙り込んでしまった
でも…ここで突き放さないと
玄関先に鞄を置き,ドアを開ける
秀「西島〜,千晃のこと送ってやって」
西「明日用事あんの?」
秀「両思いならここにいさせちゃだめじゃん(笑)ちゃんとお前が守ってやんねーと(笑)」
奥からゆっくりと千晃が歩いてきた
千「泊めてくれて…ありがとう…秀ちゃ…」
なんで寂しそうに笑うんだよ
西島のことだけ考えてろよ
そーゆーことされると止められなくなるんじゃん
西「じゃあ,また〜」
ただ,千晃の後ろ姿を見ていた
少し遅いと思い,様子を見に行ったとき
西「俺と付き合ってくれませんか?」
千「はい!」
打ちひしがれたような感覚
こんな簡単に失恋するんだなって
外に出て一言おめでとうを告げる
ここで自分の気持ちを明かしたところで意味ないから
堪えて…堪えて…
押さえるのに必死で,千晃のことを見れなかった
千晃が部屋に戻ってくる
千「秀ちゃん?明日何かあるの…?」
秀「何もないけど」
千「じゃあ…何で…」
秀「西島のことが好きなら,千晃はここにいちゃだめじゃん」
千「でもっ…それはっ…!」
秀「付き合ってるなら尚更。彼氏がいるのにほかの男の家に泊まるなんて論外だから」
今まで通りに接することができない
本当は,まだまだここにいてほしい
でも,千晃はもうここに居てはいけない
俺の気持ちが抑えられなくなる前に
千晃と西島を傷つけてしまう前に
千晃の制服を丁寧にたたみ
俺の部屋にあった少し大きめの鞄に,千晃の着替えなどを詰め込んだ
秀「鞄は後で返せばいいから。ちゃんと西島に送ってもらえよ」
千「…」
千晃は黙り込んでしまった
でも…ここで突き放さないと
玄関先に鞄を置き,ドアを開ける
秀「西島〜,千晃のこと送ってやって」
西「明日用事あんの?」
秀「両思いならここにいさせちゃだめじゃん(笑)ちゃんとお前が守ってやんねーと(笑)」
奥からゆっくりと千晃が歩いてきた
千「泊めてくれて…ありがとう…秀ちゃ…」
なんで寂しそうに笑うんだよ
西島のことだけ考えてろよ
そーゆーことされると止められなくなるんじゃん
西「じゃあ,また〜」
ただ,千晃の後ろ姿を見ていた
