
虹
第11章 I4U
末吉side
保健室に入ると,宇野先生にめちゃくちゃ驚かれた
宇「末吉くんに…千晃ちゃん!?どうしたの!?」
秀「授業中にフラッシュバックで過呼吸起こして。PTSDの発作みたいです」
宇「そこのベッドに寝かしてもらえる?」
ゆっくり千晃をベッドに下ろす
秀「じゃあ,授業あるので俺はこれ((待って」
言葉を途中で遮られる
宇「ここに座って」
その目はいつになく真剣で,寂しそうに見えた
秀「…何ですか」
宇「末吉くん,自分の態度と言動に責任持って」
秀「…千晃のことですか。それなら…」
宇「この先は…私の口から言えるようなことじゃない。でも,あなたの態度で傷ついてる人が確実にいる」
なんで?
千晃は西島と付き合ってる
俺を見てるわけじゃない
言ってることが全くわからなかった
秀「…」
宇「これじゃ千晃があまりにも可哀想…可哀想すぎる…」
真剣で寂しそうな目
秀「じゃあどうしろって…」
宇「今まで通りでいればいい」
俺だって今まで通りにしたい
もっと千晃と話したい,笑いたい
でも,それじゃだめなんだ
そうすることでもっと傷つけてしまう
保健室に入ると,宇野先生にめちゃくちゃ驚かれた
宇「末吉くんに…千晃ちゃん!?どうしたの!?」
秀「授業中にフラッシュバックで過呼吸起こして。PTSDの発作みたいです」
宇「そこのベッドに寝かしてもらえる?」
ゆっくり千晃をベッドに下ろす
秀「じゃあ,授業あるので俺はこれ((待って」
言葉を途中で遮られる
宇「ここに座って」
その目はいつになく真剣で,寂しそうに見えた
秀「…何ですか」
宇「末吉くん,自分の態度と言動に責任持って」
秀「…千晃のことですか。それなら…」
宇「この先は…私の口から言えるようなことじゃない。でも,あなたの態度で傷ついてる人が確実にいる」
なんで?
千晃は西島と付き合ってる
俺を見てるわけじゃない
言ってることが全くわからなかった
秀「…」
宇「これじゃ千晃があまりにも可哀想…可哀想すぎる…」
真剣で寂しそうな目
秀「じゃあどうしろって…」
宇「今まで通りでいればいい」
俺だって今まで通りにしたい
もっと千晃と話したい,笑いたい
でも,それじゃだめなんだ
そうすることでもっと傷つけてしまう
