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第11章 I4U

千晃side





歌っていてすごく心地よくて


なにより秀ちゃんや真ちゃん,だっちゃんも演技が上手くて




千「仕方ないと〜…わかっているのに〜」




いつの間にか涙が頬を伝っていた




千「込み上げる悔し涙が〜止まら〜な〜い〜」





段々と歌えなくなってくるのをさりげなく直也くんがカバーしてくれてた

それでも最後だけは歌いらなきゃいけない



千「これが僕の〜…愛のカタチだ〜…」





歌い終わって舞台から降り,先生を観客だと思って深く礼をする


ゆっくり顔を上げると,教室中から拍手の嵐が巻き起こった




先生「…素晴らしい!!!」

A「すごい感動した!泣きそうになった(笑)」

B「これ最優秀賞とれるよ!絶対!」

先生「じゃあここで昼ごはんの休憩を取る!直したいとこあったら各自で話し合うように!午後からはしっかり鍛えるぞ〜!」

西「俺ら着替えないとね〜」

日「隣の多目的室でご飯食べない?」

秀「じゃあ俺ら先行ってるか」






着替えを持って外に出ると,宇野ちゃんが号泣してた



千「宇野ちゃん!?どうしたの!?」

宇「千晃にそんな特技があったなんて…わたし感動したよ!!!」

千「え…それで泣いたの!?(笑)」

浦「すげえ涙腺の仕組みしてるね(笑)」

宇「うるさい!!(笑)」

西「それぐらい千晃はうまいってことでしょ?(笑)」

千「なっ…!!///」

浦「あ。照れた」

千「…にっしーも直也くんも嫌い!!(笑)」





上手いなんて自覚ないんだけどなあ…

歌ってて気持ちいい,ただそれだけなんだけど…(笑)




ドレスを脱ぎ終え,教室に戻る

すでにみんなご飯を食べ始めてた




真「千晃おそいで〜」

千「ごめんごめん(笑)」

浦「女の子は忙しいんです〜」

千「そうなんです〜」

日「女増えた(笑)」




弁当箱だと洗えないから

今日はコンビニで買ったサラダ

…飲み物買い忘れた、、


千「ちょっとお茶買ってくるね!」

日「気をつけて〜」

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