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第11章 I4U

千晃side




先生「実は,3:00頃に全クラス呼んである。練習試合だ」



まじですか

走るんですか

しかも全クラスで





学委「じゃあ…騎馬戦やります。AとBの対抗で。その後,各競技タイム測定と個人練お願いします」




騎馬戦はAチームとBチームでバランスを考えて分けてある


Aチームの主将が私,向こうの主将がだっちゃん



ちなみに私を支えているのは秀ちゃんと直也くん,選抜にも出る浅井くん


なぜ私が主将かと言うと



秀「千晃軽いから追っかけられても逃げやすい」


ということらしいので…(笑)





先生「位置について…」





パンッ!!!




ピストルが鳴ると同時に,両チームが駆け上がる



向こうのチームは,大将を中心としてその周りをぐるぐると回りながら前進して追い込む…という作戦



それに対してこちらは…



まず,私の馬ともうひとつの速い馬が両脇から駆け上がる



主将自ら動くの?(笑)



なんて鼻で笑ったそこのあなた!!←



安心してください(とに〇く明〇い〇村)






下の3人がとにかく全力で敵から逃げ回ります


なんせ選抜の3人ですから


私たちがおとりになって逃げ回ってる間に


別の騎馬ふたつが私たちを狙う騎馬の背後から攻めあげる!!


んで,どんどん主将のまわりの騎馬を減らしていきます


ある程度数が減ったら,残りのがたいのいい馬がおりゃーっと突進!!





先生「そこまで!!!」





気がつけばだっちゃんチームの騎馬は全員倒れてた


こちらの犠牲は3つ






千「勝てた!勝てたよ!」

日「千晃チームめっちゃ強くなってね!?(笑)」

千「直也くんが考えてくれたおかげ!(笑)」


先生「午後は騎馬戦と綱取りやらないからな〜。じゃ,各自練習〜」





運動会は秀ちゃんと一緒に戦うことが多くて,なんだか嬉しかったりする

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