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秀太side





ひどく傷つけられたのに

それでも友香里に傷ついてほしくない



千晃は本当に素敵な人だ







宇「…秀太くん。あなたも千晃を苦しめた加害者のひとり。支えてあげるべき立場にいたのに,真実を問わなきゃいけない状況にあったのに,それをしなかった。」

秀「…」

宇「…しばらく部屋あけておく。千晃と秀太,2人でしっかり向き合って。…みんなも今は外に出て」





みんなが出ていって,千晃と2人きりになる



秀「千晃…ごめん…俺…おかしくなってた」

千「…名前…また…呼んでもいい…？」





"気安く呼ぶなよ"






あの日,言い放ってしまった冷たい言葉







秀「っ…当たり前…」

千「秀…ちゃ…」




千晃の涙を優しく拭い抱きしめる




秀「…また,俺と付き合ってくれませんか。もう苦しませない,絶対。離れないし,離れさせない。」

千「…秀ちゃん…わたし…信じるから…だから…そばにいてね…？」






もう二度と千晃を傷つけない

そう誓った