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第11章 I4U

千晃side






目を開けると、眩しい日差しはどこへやら




窓の外にはオレンジ色の空が広がっている





と同時に目に入ったのが5人の姿






浦「やっと起きた!(笑)」


真「気づいたら誰もいないなんてあまりにもかわいそうやから待ってみたんやけど…」


西「ほんとにぐっすり寝てましたね(笑)」






なんだか申し訳ない

でも、なぜか口角が上がってしまう


千「みんなありがとう!(笑)」



やっと自然に笑えた気がした








日「じゃあ〜、千晃も来る?」


千「え…どこに??」


西「楽しいところ」


浦「秀太、いいだろ?」


秀「…そうだな」




そう言うとみんなそれぞれ鞄を持って歩き出した
状況が飲み込めずにいると、秀太が立ち止まって声をかけてきた




秀「置いてくぞ」

千「あ…」



急いで鞄をまとめ、みんなの元へ駆け寄る









5人と一緒に歩いていて、どこか暖かい気持ちになった

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