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第11章 I4U

千晃side









千「ねえ、おっちゃんセットってなに??」


お「これだ!!俺のおっちゃんセット!!」






そう言って出されたお皿には美味しそうなハンバーガーと飲み物、山盛りのポテトがあった





千「おいしそう!!…だけど、どこがおっちゃんなの??」

西「まあ食べて見ればわかるから!!!」

真「冷めないうちに食べよ!!!!」




みんなに促され、ハンバーガーを口に含む







千「うんまっ…!!!!!!!」


秀「そりゃあね。おっちゃんの作るハンバーガーですから」


千「そんなにすごい人なの!?」


日「いや、別に」


お「いやそこは認めてくれよ!(笑)」






その場がどっと笑いに包まれる


心がじんわりとあたたかくなって、居心地がよかった






ふと皿を見ると、何やらポテトの下に絵が見えた



かわいくおっちゃんの絵が描かれている






千「おっちゃんってこれのこと??」


お「そーだよ!かっこいいだろ!」


千「いや、おっちゃんセットってお皿がおっちゃんだからそういう名前なの?」


浦「そうだよ〜。至って普通のハンバーガーだけどね(笑)」


千「じゃあハンバーガーでいいじゃん(笑)」


西「俺もそう言ったんだけどね…」


真「おっちゃん曰く、ロマンがないんやて(笑)」


秀「誰も求めちゃいねーのにな(笑)」






また笑いに包まれる


さっきからずっと、自然な笑顔でいれてる自分がいる

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