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第11章 I4U

千晃side





何を言い出すのかと思えば、そんなことだった


確かに5人は相当かっこいい


女子が多い学校なら、一瞬で王子様になるだろう








千「みんなに…許可は取ったの…?」

ひ「そんなの必要ないじゃん(笑)」

千「でも…個人情報は…」

み「…はぁ??…あんたまさか、自分1人のものにしようとしてるわけ??」

ひ「どんだけ媚売りゃ気が済むのさ(笑)」








さんざんな言われようだった

言い返したいのは山々だし、逃げ出したかった

でも、ここで引くわけにはいかない







千「…仲良くなりたいなら、自分から話しかけに行って。私はそこまでやってあげられるような人じゃないの。」

み「…調子乗んなよ??」




ドンッ



そう言って軽く突き飛ばされた





その間に響生が、私のスマホをのぞく





千「ちょっと…!何して…」

ひ「大丈夫だって。5人の連絡先なんて興味ないし」

千「…は??」

み「あんたの番号もらっただけだから(笑)」


千「私には何してもいい。でも5人には手を出さないで!!!」







2人はホールへと歩いていった



このことを秀太たちに話そうかとも思ったけれど、余計な心配をかけたくなくて、話すのをやめた












駆け足でホールに向かうと、すでにたくさん人が集まっていた



真「お!やっと来たやん!」

日「遅いぞ〜(笑)」

千「ごめんごめん!(笑)」

秀「どうせまた寝てたんだろ?(笑)」

千「そんなわけないでしょ!(笑)」






それからいろいろと説明を受け、夜ご飯を作ることになった

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