テキストサイズ

第11章 I4U

千晃side





ソファーで水を飲みながら、改めてみんなの顔をよく見る






お風呂に入ったからかまだ濡れていて、ときどき水滴が零れる髪






浴衣を着ているけど、みんな胸元をはだけさせていて、零れた水滴が流れていくのが妙に色っぽい







よく考えたら5人は本当にイケメン







もっと女子が多い学校だったら大変なことになっていただろう







西「千晃って浴衣はしっかり着るタイプなんだね」

千「え??(笑)」

日「おい(笑)」

西「もっとはだけさせたらいいのになと思って!色っぽくなるよ!」

秀「見たいだけだろ(笑)」

千「色っぽさ求めてないし、仮にはだけさせたとしても私じゃセクシーにはならないよ(笑)」








うん、ならない、なるわけがない


胸が極端に大きいわけでもなければ極端に小さいわけでもないし


こんな童顔でそんなことしても、ただのだらしない人になる









浦「つうか、そろそろ先生回ってきそう(笑)」

秀「よし、寝るか」






みんなで布団に入った



左から隆弘、真司郎、直也くん、私、秀太、光啓の順に並ぶ




日「これさ…(笑)」


浦「みんなで入っても寝れないよね…(笑)」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ