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オナニーのススメ

第8章 友だちんこ

「花を摘む少女と四季の妖精達」

高2の話。

教室のベランダから下を見下ろすと芝生になってて。

その一角にタイトルの石像が飾ってあったんだ。

卒業生寄贈の物らしい。


中央に少女で、周囲に天使をモチーフにした羽の生えた妖精達が四方を囲んでる。

全部真っ白な石像なんだ。

俺はコレが気に食わなかった。

少女は良いんだよ、別に。

問題は妖精達。

四季の妖精達なはずだから、もっとカラフルであるべき。

春はピンク、夏は緑、秋は赤、冬は白で良いかな?

そうなれば、これぞ四季の妖精達、そうは思わないか?ww


そんな事を考えながら、色々と準備を進める。

唐突だけど夢を実現するにはって話をしよう。

まずは、出来るだけ具体的に細部までイメージをする事。

その為に必要な全ての準備を整える事。

努力を惜しまない事。

そして、最後まで諦めない事。

良い話風な話をしといて中略の代わり!


全ての下準備を整えた頃、石像をぼんやりと眺めてたんだ。

1人で三体を塗るのは時間がかかり過ぎるから、リスクが上がるし厳しいよなぁ。

出来ればマルと組みたいんだけど、あいつは足が遅いからいざって時には困るなぁとか。

そんな事をぼんやりと考えてた。


すると、ゲジがやって来て、

ゲジ「狂蝶、あの石像を塗りたくねーか?」

指差す先には例の石像ww

ゲジ「中央の少女に赤い塗料で血の涙を流させるのとか良くないか?」

やっべww

ゲジと発想が同レベルなのは凹むwww


とりあえず、

『ゲジがなかまになった』

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