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TRAP

第2章 Distance

((千晃side))





だっちゃんと近くで話せて楽しかった








改めて好きだなあって思った







でも,何かがちがう








自分でもその"なにか"がわからない








千「や…っぱり、なんでもない(笑)」

日「なにそれ(笑)」

千「ほんとになんでもないの(笑)」

日「ほんとか??(笑)」








話をしているうちに,駅についた








千「だっちゃんは逆方向の電車か…(笑)」

日「うん,ここでお別れだな」

千「今日はありがとう!たのしかった!」

日「俺こそありがとう!気を付けて帰れよ」








そういうと頭を2回ぽんぽんと叩いて,ホームへ入っていった







触られたところが熱い








胸が高鳴る








((心臓…うるさいよ…))








速まる鼓動を抑えるようにしながら帰った

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