TRAP
第3章 Last Love
千晃side
秀ちゃんが来てくれてからは
もう涙が止まらなかった
千「わたし…どうしたら…」
秀「千晃はさ、お人好しすぎるんだと思う」
千「……」
秀「自分の気持ち閉じ込めて、好きな人のこと諦めて…千晃は幸せ?」
千「わ…たしが我慢すればいいなら…」
秀「逃げてるだけ」
千「に…げてなんか…」
秀「傷つかなきゃいけないときだってあるんだから。今逃げたら、千晃はこの先もっと苦しい思いするかもしれないんだよ?」
千「……」
秀「苦しくなったら胸貸してやる。何日かかってもいい、話聞いてやる。」
ぎゅーっと抱きしめられて、引っ込みかけてた涙がまた溢れる
千「うっ…っ……ぁ……」
秀「よしよし。(笑)」
秀ちゃんの腕の中はすごく温かくて、柔軟剤の優しくていい匂いがして
とにかく心地よくて
いつの間にか意識を手放していた
秀ちゃんが来てくれてからは
もう涙が止まらなかった
千「わたし…どうしたら…」
秀「千晃はさ、お人好しすぎるんだと思う」
千「……」
秀「自分の気持ち閉じ込めて、好きな人のこと諦めて…千晃は幸せ?」
千「わ…たしが我慢すればいいなら…」
秀「逃げてるだけ」
千「に…げてなんか…」
秀「傷つかなきゃいけないときだってあるんだから。今逃げたら、千晃はこの先もっと苦しい思いするかもしれないんだよ?」
千「……」
秀「苦しくなったら胸貸してやる。何日かかってもいい、話聞いてやる。」
ぎゅーっと抱きしめられて、引っ込みかけてた涙がまた溢れる
千「うっ…っ……ぁ……」
秀「よしよし。(笑)」
秀ちゃんの腕の中はすごく温かくて、柔軟剤の優しくていい匂いがして
とにかく心地よくて
いつの間にか意識を手放していた