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TRAP

第2章 Distance

((千晃side))





浦「このあと研修あるから先行くね,おつかれさま。視察組はがんばってね」

千「ありがとう!直也くんもがんばって!」

西「おつかれー」








来週から視察に向かうことになった








なんの準備もしていない








與「なんも準備してへんわー」

秀「土日のうちに準備しなきゃな」

千「私はこのあと買い物行こうかな〜」

日「千晃が行くなら俺も行こうかな」

千「え!?///」

日「…なんか変な事言った?」

千「いや…///」






期待するにきまってる





でも、だっちゃんはきっとなんとも思ってない






そう思うと胸が苦しくなる






與「そんじゃ俺ら帰るわ〜。秀太帰るで〜」

秀「………。」

千「秀ちゃん、先帰ってていいよ?」

秀「あぁ,ごめん。ぼーっとしてて。」








なんだか少し,秀ちゃんが疲れているように見えた








千「秀ちゃん疲れてるでしょ」

日「たしかにな」

秀「…そう…かな」

千「月曜から視察だから土日はゆっくり休んでね!」

秀「わかった。ありがとう。じゃあな」








秀ちゃんたちとわかれたあと,だっちゃんと買い物に行く






日「千晃は何買いたい??」

千「私は…そうだな…視察先の資料まとめるファイルとか…あとは泊まりのときのハンガーとかボトルとかかな」

日「それなら百均いかない?俺の買い物もそこで済むし」

千「そーだね!百均いこ!」








だっちゃんと2人で並んで店を歩く


少しデートみたいだなって思っているとだっちゃんに呼ばれた



日「ねえ千晃,みてみて」



ふりかえると,へんてこなお面を被っただっちゃんがいた



千「ぷっ…あははははは!!!(笑)」




とってもへんてこなのに妙に似合っている





日「千晃笑いすぎ(笑)」

千「おなかいたい(笑)(笑)」




それぞれの買い物を終えて,店を出る








暗い道を2人で笑いながら歩いた








千「ねえ、だっちゃん」

日「ん??」

千「だっちゃんはさ……っ……」

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