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TRAP

第3章 Last Love

((秀太side))






初日の視察はなかなかのものだった








壮大な自然が広がっていて,まるで日本とは思えないこの環境







これを生かせれば最高のものになる








まとめた資料をホテルに持ち帰ってからざっと広げる







視察のまとめはその日のうちに行うと決めていた








次の日になれば,第一印象や細い部分の記憶が薄れていく







それぞれが記録してきたものから詰めていった








與「いやぁ〜,やっと終わった〜」

日「もう1時だ(笑)」

秀「明日は昼からになってるしゆっくりしたいね」

千「疲れた、、、」







さっきまでありえないほど集中していた千晃も,終わった途端に眠そうにしている








((…かわいい))








寝る場所は交代で変わるということで,今日は真司郎の隣で寝ることになった







與「しゅ…たあ〜」

秀「なに(笑)」

與「めざ…ましとけ……つけと…って……(スヤスヤ)」

秀「ねえ日高,真司郎めっちゃかわいいんだけどどうしよう」

日「あの子生まれてくる性別まちがえたのかもね(笑)」







真司郎の寝顔を見ながら寝るのもなんか複雑だ








後ろからは千晃と日高が楽しそうにしゃべる声が聞こえてくる







いいなぁって思いつつ








明日は俺の番だ!って思ってる自分もいる

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