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TRAP

第1章 Next stage

((日高side))




浦「じゃあ早速はじめようか。」




直也くんのいつもの声で話し合いが始まる


今回の仕事は外国企業との共同だ


いつもに増して気合いが入る





浦「どこに建てるのか,場所やプランは全てこちらに預けて,プレゼンを聞いた上で契約するか判断するそうだ」

西「契約するかはこっちの案次第ってとこか…」

宇「向こうはどういった系統で考えてるの?」

浦「日本を感じられる場所,がいいらしい」



いつものように話し合いが進んでいく

さすがに今日は張り詰めた空気が漂っている




秀「う〜ん,それだと経費が」

日「日本らしさがどこにあるかだよね」

千「京都とか伝統的な場所じゃなく,田舎はどうかな…?四季全てを楽しめて,全ての季節を楽しみたくなるような…」

宇「たしかに日本らしいかも」

秀「経費も抑えられるかも」



視野が広くいろいろな方向からものを見て,悪い所もアピールポイントに変えてくる千晃に,みな唖然としていた


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