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ある晴れた冬の日に

第1章 prologue〜夢の人〜


まさかこんなかっこいい先生がくるなんて、予想外。

36才にしては、若く見えるし。
十分恋愛対象にはなるわね……。

って、何考えてるのよ私ったら!
相手は先生よ。
ダメでしょ、それは。


でもこの先生、どことなく影があるように見えるのは、私だけかな…?

「では授業を始めたいと思います。教科書の24ページを開いてください」


彼は生徒達の顔をぐるりと、見渡した。

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