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ある晴れた冬の日に

第9章 好きだから


先生の体重がかかると、私の緊張はピークに達し、呼吸が荒くなってゆく。


「ごめん、もう抑えられない」

「いいんです…私も先生と…こうなりたかったから…」

怖くないと言ったら、うそになる。

でも好きだから。

先生が好きだから。


初めての行為は、恥ずかしさと戸惑いの連続だった。

先生のする事に、私はただ身を任せ…時に身体がびくっと反応し、声を漏らしてしまう…。

そして

越えなければならない時を迎えた。

「あぁ……うっ……っ……!!」

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