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第1章 二人の記念日

ーM sideー

沸いたお湯を止めに行くためキッチンへ急いだ。

このドキドキにたえられなかった。

というのもあるけど。



『渡したいものがある』

ただそれだけなのに…。

…それだけでこんなにも緊張する。



緊張というか恥ずかしいというか。



いつ言おう

恋人同士だけど、クリスマスプレゼントなんて重たいかな。

手元に持っているべきだったかな。




ずっと前からの考えていたプランは今でも全然役に立たなくて、頭の中で、そのかけらがぐるぐるしてる。

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