テキストサイズ

腐男子恋愛日常-parallel world-

第7章 ~変化する日常~

「自分が嫌いな人間と仲良くしてるからってだけで、友達を簡単にやめようとする奴らが悪い」

「そうだよ
梶君と仲良くしてても、日向君達自身が迷惑かけたわけじゃないのに…。」

「不良と仲良くしてる時点で、充分に迷惑かけてる事くらいわかれよ!」

「何だよ、それ!
馬鹿じゃないの!?」

言い争いが段々と、ヒートアップしていく。

「梶が居なければ、こんな事にはならなかったのにな」

「本当、最悪だよ…。」

飛鳥と総一朗が、研磨君をチラ見しながら言った。

「きみ達みたいな存在の方が、よっぽど迷惑なんだよ」

「んだとッ!」

「ッ!?」

総一朗と飛鳥派の1人が、僕達派の1人に殴りかかろうとする。

しかし、殴りかかろうとする1人のクラスメートの腕を、研磨君が掴んで止めた。

「おい、暴力はやめろよ」

「うるせえ、離せよ…!」

研磨君は、僕達派のクラスメートの方を見る。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ