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腐男子恋愛日常-parallel world-

第7章 ~変化する日常~

「わかってる
研磨の事が心配で来たんだろ?」

「うん」

聡の言葉に、歩は頷いた。

「まあ、話は全部聞いてたんだよな?」

「うん、聞いてたよ」

「なら、話が早い
歩だっけ?
そういうわけだから、研磨のことを頼むぞ」

「言われなくてもわかってるけど…。」

歩は、チラッと俺を見る。

「安心しろ
連むのは辞めるけど、親友は辞めないぞ」

「「えっ!?」」

親友は辞めないって、いったいどういう事だ?

「言葉が足らなくて悪い
学校内と学校周辺、桃谷内や両隣の駅周辺とかでは連まないってだけだ」

「つまり、その範囲外では普通に遊びに出かけたりするって事
あとは、普通にメールと電話にlineのやりとりは普通にするぞ」

「なんだ、そういうことか…。」

「安心した…。」

まあ、それならそうしよう…。

2人は、俺のために考えて決めてくれたもんな…。

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