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腐男子恋愛日常-parallel world-

第7章 ~変化する日常~

◇日向家2階・歩の部屋◇

-歩視点-

「腐ヒヒヒハハハハ、何回読んでも良いなぁ~www」

真が帰って来て一緒に風呂に入ったあと、自分の部屋で今日買った新刊のBL漫画を読み返している。

「あぁ~、ワンコ後輩なんて尊いのだ~
ヤバい、超萌える~!」

「……。」

「……真…。」

ベッドの上で萌え転がっていると、誰かの気配がしたので見たら真のす姿があった。

しかも、哀れむような目で僕を見ている。

弟よ、頼むから兄をそんな目で見ないで。

「真、部屋に入る時はノックをしなさいよ」

「いつも言ってるけど、兄さんが妄想に浸ってるのが悪いんじゃないか
僕は、何度もノックしたし呼んだりしたよ」

「……。」

それを言われたら、何も言い返せないではないか。

「で、どうしたの?」

「晩飯出来たから、母さんが呼んで来てって」

「わかった」

僕は、真と一緒に部屋を出た。

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