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腐男子恋愛日常-parallel world-

第7章 ~変化する日常~

◇工藤家2階・勝平の部屋◇

-勝平視点-

「平次」

「なんや?」

俺の横で、ベッドに全裸で寝転んでる平次に話しかける。

さっきまで、俺達はセックスをしていたんだ。

歩と研磨には話してないが、実は俺達付き合っていて俺がタチで平次がウケ。

「今回の世界も、今までと同じ結末もしくはたまに見る、かなり最悪な結末なのか気になってさ…。」

「そればかりは、俺もわからんよ」

「だよな…。」

これまで、幾千の結末を見てきた。

どの世界の結末も、良い結末じゃなかったけど…。

せいぜい良くて、確率が極小に少なかったいくつかの普通の結末。

バッドエンドで迎える結末が圧倒的で、1998回中19回が普通の結末。

残りの1979回は、全てバッドエンド。

ハッピーエンドは、1回もない。

「そろそろ、シャワー浴びに行くか?」

「おう!」

俺は、平次と一緒に家のシャワーを浴びに行った。

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