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腐男子恋愛日常-parallel world-

第8章 ~新たな日常~

ヤバい、歩の奴マジギレっぽい…。

怒鳴ったり感情的になるタイプじゃなくて、静かに怒りを顕にするタイプだ。

「あの、兄さん…。」

真が、ビビって狼狽えてるのを見ると、どうやらマジギレみたいだな。

「兄さん、ゴメンなさい…。」

「歩、ゴメンな…。」

真と俺は、歩に謝る。

「じゃあ、もう2度とCP論争を理由で格闘戦はしないって約束して」

「えっ」

「それは…。」

正直それは、CP論争時に興奮してまた格闘戦へ、発展してしまう場合があるから何とも言い難い。

「へぇ、出来ないんだ」

「約束するよ
もう、2度とCP論争を理由に格闘戦はしない
ですよね、研磨さん?」

真に、同意を求められる。

「あぁ、絶対にしない」

「よろしい♪」

再び笑顔に戻った歩は、家のドアの方へ向かう。

「2人共、早く部屋に戻ろうよ♪」

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