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腐男子恋愛日常-parallel world-

第8章 ~新たな日常~

-研磨視点-

「それには、同意です!」

真は以前同様に、俺の裏拳を片方の手で受け止めた。

「ていうか、いつまでバトってんの!?
早くやめなさいよ!」

歩から何度も注意を受ける俺達だが、ハイレベルなCP論争という名のリアルファイトを楽しむため、あえて聞こえないフリをしている。

「研磨さん、1ヶ月ぶりだというのに強いままですね」

真は、俺の手を振り払い距離を取る。

「真もな」

俺は、体勢を整えてジークンドーの構えをする。

「ふぅ……。」

「すー、はー……。」

俺達は、深呼吸をしながら相手の出方を窺う。

「……いい加減にしなよ」

「「ッ!?」」

歩が低い声で俺達を睨みつけながら、間に割って入る。

「いったい、いつまでバトれば気が済むの?
萌えCPの地雷に関しては、仕方ないとしてもそれを理由に格闘戦する必要ある?ないよね?違う?どうなの?答えてよ?」

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