
腐男子恋愛日常-parallel world-
第9章 ~運命の日~
「やっぱり、そういう関係だったんだ…。」
僕は、兄さんの返事を聞いた途端、泣きたいほど悲しい気持ちになり、ショックを受けた。
「真、隠しててゴメン…。
いつかは、話そうと思ってたんだよ…。」
嘘だ、嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だッ!!
「じゃあ、なんでさっきの僕の質問を誤魔化そうとしたの?」
「それは…。」
いつかは話そうと思ってたなら、嘘をついて誤魔化す必要はなかったはずだ。
なのに、兄さんはさっき誤魔化した。
兄さんは、僕に嘘をつこうとした。
「兄さんと研磨さんは、僕に付き合ってることを隠して、友達だという風に僕を騙してきたんだ…。」
「違う、そんなつもりじゃ…。」
兄さんは、ベッドから起き上がって僕の前に立つ。
◇ブックオン天王寺店の前◇
-研磨視点-
「はい、これ」
ブックオンの前に着き、勝平から歩から借りたBL漫画が入った袋を預かる。
僕は、兄さんの返事を聞いた途端、泣きたいほど悲しい気持ちになり、ショックを受けた。
「真、隠しててゴメン…。
いつかは、話そうと思ってたんだよ…。」
嘘だ、嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だッ!!
「じゃあ、なんでさっきの僕の質問を誤魔化そうとしたの?」
「それは…。」
いつかは話そうと思ってたなら、嘘をついて誤魔化す必要はなかったはずだ。
なのに、兄さんはさっき誤魔化した。
兄さんは、僕に嘘をつこうとした。
「兄さんと研磨さんは、僕に付き合ってることを隠して、友達だという風に僕を騙してきたんだ…。」
「違う、そんなつもりじゃ…。」
兄さんは、ベッドから起き上がって僕の前に立つ。
◇ブックオン天王寺店の前◇
-研磨視点-
「はい、これ」
ブックオンの前に着き、勝平から歩から借りたBL漫画が入った袋を預かる。
