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腐男子恋愛日常-parallel world-

第9章 ~運命の日~

「わざわざ、ゴメンな」

「別に良いぞ」

それに、歩に会えるしな♪

「じゃあ、俺行くね」

「おう!」

勝平は、駅の方へ歩いて行った。

「俺も行くか」

俺は、自転車で歩の家へ向かう。

◇JR天王寺駅・構内◇

-勝平視点-

「……。」

幾千の世界で、いろいろと違う展開に持ち込もうと頑張った結果。

ハッピーエンドに、たどり着いた回数0。

何もしなくても、ハッピーエンドの回数0。

「平次に、連絡するか…。」

俺は、スマホを取り出して通話をかける。

『もしもし?』

「俺だ
今回も多分、いつもと同じだ」

『そうか…。
んじゃあ、次の世界への準備でも始めるぞ』

「了解」

平次との、通話が終了した。

◇日向家2階・歩の部屋◇

-真視点-

「確かに、研磨君と付き合ってた事を隠してて、悪かったと思ってる!
でも、仮に打ち明けたとしても真は賛成してくれた?」

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