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腐男子恋愛日常-parallel world-

第11章 ~エピローグ~

~真の幻想~

◇日向家2階・真の部屋◇

-真視点-

「真、今ちょっと良い?」

「良いよ」

兄さんが、僕の部屋に入って来た。

「兄さん、どうしたの?」

「はい、これ!
プレゼント♪」

笑顔で僕に、プレゼントラッピングされた小包を渡す兄さん。

「兄さん、ありがとう」

僕は、兄さんからプレゼントを受け取る。

「真、早く開けて見て!」

「うん」

ラッピングのリボンなどを外し、中から小さい箱が現れる。

「え、これって…?」

小箱の中身は、指輪だった。

「えへへ、僕とお揃いだよ♪」

「兄さん…!」

僕は、指輪を嵌めて兄さんに抱きつく。

「兄さん、凄く嬉しいよ!
でも、何のプレゼント?」

「真と、恋人になった記念のプレゼント♪」

兄さんは、僕にキスをした。

そう、僕と兄さんは何日か前に恋人関係になった。

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