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腐男子恋愛日常-parallel world-

第4章 ~深まる友情と芽生える恋心~

「なあ、梶
きみに原因が無ければ、違うの一言を答えれば済む簡単な質問じゃないか」

「……。」

何度も何度もしつこいな。

俺が、答えないといけない理由にはならない。

「なのにこうして黙ったまま答えない
それは経緯がどうであれ、事実だから答えれないんじゃないのか?」

「どうなんだ?」

「答えろよ」

綺羅と鈴村だけじゃなく、他の奴らも俺を問い詰め始める。

「梶、答えろよ」

「お前が原因なんだろ?」

「答えろ、害悪な疫病神」

「お前のせいで、日向は保健室行きになったんだろ?」

どうやら、今回の件を気にクラスの不満が爆発したみたいだ。

「お前達、日本人のクセに日本語がわからねえのか?
お前達に答える義務も権利もない、何度も言わせるなよ
小学生から、やり直せよ」

「はあ!?」

「んだとッ!」

「キチガイの分際で!」

俺の悪態に、声を荒らげてキレるクラスメート達。

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