無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「あっ、いやっ…そういうわけじゃ…。」

「歩、わりぃ…。
信じるから、落ち込むなよ」

綺羅と鈴村は、俺をチラッと睨んでから自分達の席に戻った。

内心では、まだ納得してないんだろうな。

「研磨君、大丈夫？」

「あ、あぁ…。」

歩は、俺の方へ来て心配したあとに、工藤と堀川に近付く。

「工藤君と堀川君
あとで、昼休みに話があるんだけど良いかな？」

「うん、別に良いよ」

「校内のどっかで、一緒に昼飯でも食おうぜ
そしたら、ゆっくり話聞けるし」

「ありがとう！
それでお願いね」

さらにその後、３時間目と４時間目の授業が終わり、昼休みがやってくる。

◇花音学園・屋上◇

「なぁ、アイツ大丈夫だったの？」

「頭から血流してたけど」

昼休み、俺は蛍と聡と一緒に屋上で昼飯を食べている。

今日、歩は工藤と堀川と３人でどこかで、一緒に食べる約束をしてたから。