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腐男子恋愛日常-parallel world-

第4章 ~深まる友情と芽生える恋心~

「あぁ、それはまだちょっと言えないんだよ…。」

工藤君と堀川君なら、きっとわかってくれそうだけど…。

でも、研磨君に了承をとってないから、今はまだ言えない…。

「そうか」

「もし良かったら、話せる時がきたら話してくれない?
俺達ずっと気になってて、誰にも言わないから」

「うん、わかった」

昼休み後、5時間目と6時間目の授業が終了し、終わりのHRも終了して放課後が訪れる。

◇花音学園4階・1年D組◇

「研磨君、一緒に帰ろうよ」

「おう」

僕と研磨君は、一緒に教室を出た。

◇道中◇

「これ、お前に頼まれてたやつ」

僕は、研磨君からボイスレコーダーを受け取る。

「ありがとう」

それは、僕が万が一のために事前に、研磨君に渡してた物だ。

「綺羅と鈴村やクラスの奴らとのやりとりを、ちゃんと録音したぞ」

実は、あの休み時間になった時に、保健室で目が覚めてた。

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