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腐男子恋愛日常-parallel world-

第5章 ~新たな仲間達と結ばれる2人~

「あぁ…。」

歩に、好きって告白しかけた時か。

「あれは、別に何でもないぞ」

「ふーん、言ってくれないと腐男子友達やめちゃうかも…。」

少し拗ねた表情で言う歩。

「いや、それは…。」

「じゃあ、言ってよ」

「……わかったよ」

俺は、深呼吸して歩の顔を真っ直ぐ見つめる。

「俺、その…歩のことが好きだ…。」

「……。」

「好きって言っても、友達の好きじゃなくて恋愛の好きの方…。」

ついに、俺は歩に告白をした。

「俺、ヤンキーだから普通の友達いないし、同じヤンキー友達しかいなくて…。」

毎日、喧嘩とかゲーセンとかそんなことばっかり。

「おまけに腐男子だし、腐男子友達欲しくても周りにはいなし…。」

蛍と聡には、腐男子のことは隠している。

ヤンキーが腐男子って、馬鹿にされるかもしれないし変な目で見られる…。

しかも、2人は親友だから失いたくない。

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