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Best name ~ 追憶 ~

第3章 私の大切な人

広いリビング・・・


男性らしいシンプルな空間・・・





『座ってて。タオルとってくる』


彼がソファを差す。



『うん・・・ありがと』




・・・。



なんだったんだろう・・・私。







『~まいったな…止まねぇし…。
……飲む?』


『ア・・・アリガト』



彼の渡してくれる飲み物を受けとる。







ギシ・・・・・








彼が並んでソファに腰掛けた。









ビク・・・っ・・・。






〃・・・!?〃








また・・・






また肩が震える。








『ぉ・・・お手洗い…借りれるかな?』

『?うん。~廊下でて、突き当たり右な』



『ありがとっ・・・』







・・・?




・・・どうして。









私は逃げるように
彼からはなれた。







密室に2人きり・・・




だけど・・・




初めて来た彼の部屋・・・





緊張・・・しただけ





うん・・・





それだけ・・・。

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