Best name ~ 追憶 ~
第3章 私の大切な人
私は目を開いて悪魔を見上げた。
ねじりふせられた両手首を前に出して
悪魔を押し返す。
こわくてもいい・・・
痛くてもいい・・・
あきらめたくない。
こんなのは・・・いやだ。
ジタバタ・・・
身動きをとりはじめた私をみて
悪魔は
いたぶり甲斐のある獲物を
見つけたような目をしてニヤリと笑う。
どうしようもない男・・・。
こんなやつに
いつまでも怯えたくない。
私がこんな酷いこと
されなければならない理由なんてない。
甘んじて
耐えなければならないわけがない。
必死に動いては叫んで抵抗した。
逆効果とわかっていても
逃れられないとわかっていても
懇願せず
ひたすら抵抗した。
正しい対処法なんてわからない。
知っていても効果がないかもしれない。
忌まわしい記憶と
悪魔を絶ちきりたい。
二度と・・・巡りあわないように。
ねじりふせられた両手首を前に出して
悪魔を押し返す。
こわくてもいい・・・
痛くてもいい・・・
あきらめたくない。
こんなのは・・・いやだ。
ジタバタ・・・
身動きをとりはじめた私をみて
悪魔は
いたぶり甲斐のある獲物を
見つけたような目をしてニヤリと笑う。
どうしようもない男・・・。
こんなやつに
いつまでも怯えたくない。
私がこんな酷いこと
されなければならない理由なんてない。
甘んじて
耐えなければならないわけがない。
必死に動いては叫んで抵抗した。
逆効果とわかっていても
逃れられないとわかっていても
懇願せず
ひたすら抵抗した。
正しい対処法なんてわからない。
知っていても効果がないかもしれない。
忌まわしい記憶と
悪魔を絶ちきりたい。
二度と・・・巡りあわないように。